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黒糖焼酎の魅力!

   

鹿児島市内で開かれた「酒文化向上集会・鹿児島の地酒黒糖焼酎を知る」会。
すごいタイトルですが、黒糖焼酎をもっと理解してほしい!と大集合した
奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島の
黒糖焼酎の蔵のみなさんです!!
作り手が足を運び、島の文化や風土・作り手の思いをテーブルを回って
どのような黒糖・米麹・そして水を使い、どのように作っているのか?
説明を聞きました。
沖永良部島や与論は珊瑚礁が隆起した島なので、水は硬水・・・
一口に「黒糖焼酎」と言うけれど、
作る時は硬水、出荷前に割る「割水」は
まろやかさを出すために軟水・・・だったり、
20度の与論の「有泉」は雨水を使うため天気が気になるとか、
まずは地元を大切にと全国的な焼酎人気の中、
出荷の8割以上は地元だとか。
原料の黒糖は、冬、12月~4月に収穫するのは
糖度が高くなり甘さが増すから・・・など
島によって原料や水が違い、香り・甘み・アルコール度数も様々・・・
説明を受けながら利き酒です!
発売されたばかりの喜界島のセエ(酒)は
焼酎メーカーが作った黒糖を使い、5年間熟成したもの・・
真っ黒な瓶にもこだわりました!

   

理解したらさあ!奄美料理と黒糖焼酎に舌鼓!
塩豚や豚のフォアグラに,パパイヤ漬け、ハンダマという
体に優しい奄美の野菜の味噌味鍋にアオサ入り鶏飯。
最後は「六調」で大盛り上がり・・・・
もともと黒糖を原料にした焼酎は法律で認められず、
昭和28年の日本復帰した時米麹と併用することで
ラム酒ではなく焼酎として認められた歴史からみても
地元の人々の情熱が脈々と受け継がれていることを感じながらの
利き酒になりました!
瓶の向こう側の作り手の気持ちを感じながらの
休日の昼間の黒糖焼酎の味はなんともいえませんな・・・・